社会福祉法人明健福祉会 理事長
津田 健児
「明健福祉会たいりん保育園は、本当に多くの方々のご協力をいただき、令和4年4月、菰野町神森に開園いたしました。すべての関係者の方々に深く感謝申し上げます」。
私は、実家が幼稚園の隣にあって、物心ついた時から絶えず子どもたちの声が聞こえる環境の中で、生まれ育ちました。大学を出て、教育機関に就職をいたしました。今は異なる世界に身を置いていますが、今の教育について考えることがあります。果たして、大人は誠実に子どもたちに向き合っているのか?政治は誠実に教育を考えているか?学校は、子どもたちを欺いていないか?いじめ、不登校、児童虐待等の対応をながめながら「大人の嘘」を目の当たりにすることがよくありました。「子どものために」という言葉を使うことは簡単なことですが、いかなる時も「子どものために」を貫くことは容易ではないと思っています。
たいりん保育園は、向日葵の大輪(たいりん)をイメージして名付けました。私の大好きな花の一つです。子どもたちにとって大好きな場所、向日葵のようにニコニコっと笑顔のあふれる場所でありたいと思っています。そのために地域の方々に愛され、また職員も「毎日の保育が楽しい」と思えるような保育園でなければなりません。子どもたちにはたくさんの体験、活動を通じて、感動、喜びを感じていただきたいと思っています。「すごく温かくて、楽しい保育園を、地域の方々や職員ら、関係する皆さんと、これからも作り上げていきたいと思っています。何卒、たいりん保育園の保育・幼児教育活動に対しご支援、ご協力を引き続きよろしくお願い申し上げます」。